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波小僧

【マンガ仕事】アルフィー高見沢さん「ULTRA STEEL」コンサートグッズ用アメコミ調マンガを製作しました。
【マンガ仕事】湘南乃風「爆音男 〜BOMBERMAN〜」のマンガを製作しました。
【マンガ制作】電子書籍マンガ「ヨータンと僕」をリリースしました。
【注意】このサイトに置いてあるイラストや写真の画像はフリー素材ではありません。
1)下書き

まずは下書きを描きます。
この下書きはプレゼン用に描いたので、結構丁寧に書いてますが、普段はもっとラフに描きます。よく見たら足とかテキトーです(笑)
パソコンで着色するので、しっかり描く必要も、ペン入れする必要もありません。

こういったキャラもの描く時は、まずキャラのプロフィールとか考えます。そうすると衣装選びや色の選択なんかがやりやすいからです。

ちなみに今回のこのキャラは
名前:グランドモフ・ターキン年齢:20歳
出身地:コペンハーゲン
職業:バンドマン
その他:ミクスチャ系バンド「トイレット・スネーク」のリーダー。担当楽器はタンバリンとシンバル。アルバム総売上一万枚。サーフィン暦2ヶ月。先日彼女の「ペッツィ・ロス」のプリンを勝手に食べてしまったことで喧嘩中。好きなスポーツはテニス。ロシアのシャラポア選手に夢中!


こんな感じで適当に考えながら描いていきます。
2) 線引き

いわゆるペン入れをします。
アナログ作業とは違うので、ペン入れではなく線引きといった方が、俺はしっくりします。

・グレースケールで取り込んでいる場合、RGBに変換します。
・下書き(背景)をカラーバランスで色を変えます。黒以外だったら何色でも良いのでテキトーに。
・新規レイヤー(乗算)を作ります。あとは線を引くだけ。


俺は線を引くとき、デッサンが狂ってたところや、下書きの時細かすぎて線が引けなかった所や、めんどくさくて描かなかった所から描きます。
単にやっとかないと忘れるからです。描きにくいところから描いていくようにしています。
下書きの時、描いてなかった足や、ブレスレットを描き込んでいるのがわかると思います。

3)下地塗り

線を引き終わったら、色をテキトーに塗ってみます。
線のレイヤーの下に新規レイヤーを作って、そこに色をつけます。
テキトーなのは、とりあえず色のバランスとか見るためで、悩まずババッと塗ってしまいましょう。あとでいくらでも直せるのでここで時間を掛けるのはナンセンス。

よく見ると腹筋や鼻や髪の毛、ボードなど線を引いてないですが、タッチの問題なので気になさらなくて結構です。全部線を引いてから塗りたい人はそうする方がよいでしょう。
個人的には、ぬり絵でもアニメでもないので、全部が全部黒で線を引く必要はないと思ってます。

4)脇役もきっちり

ばばっと色をつけてみて、人物の雰囲気をつかんだところで、脇役(今回はサーフボード)を描きます。全体の雰囲気をつかむためなので、またババッとやっちゃいます。
新規レイヤーを作ります
サーフボードを描きます・・・以上

きれいな曲線を描くため、パスを使ってサーフボードの形を作ります。
それを使ってきれいにサーフボードを”作っても”良いんですが、なるべく描きたいから、それをガイドにして手で描きます。
まぁ、そのへんは好みで好きに描くのがよろしいかと・・・

軽く出来上がったら、人物の色のレイヤーよりも下に置きます。人物の色のレイヤーは乗算から通常に戻しています。
人物に隠れている所もきちんと描いてます。位置が気に入らない時移動できますから!

このときボードの裏を描くつもりだったのですが、間違えて表の方を描いてます。描きあげるまで気付きませんでした。
下書きはよく観ましょう(笑)

5)影だけ残す

さて、キャラクターにとりあえず色を付けたら、手抜き開始です(笑)

色をつけたレイヤーを複製して「影」とでも名前をつけときます。
そして元のレイヤーを不可視状態にします。
そして、「影」のレイヤーにおいて消しゴムツールで光が当たってる部分をゴッシゴッシ消していきます。もう何も考えずにゴッシゴッシ消して光を当ててやってください!

それだけ!デッサンがどうのこうの思うかもしれませんが、気にせず光が当たってると思われるところはどんどん消していきましょう。躊躇せずゴシゴシ!!
残った部分が影になるのです。

6)「影」レイヤーを乗算する

消しゴムでゴッシゴッシ消したら、「影」レイヤーを乗算にします。
そして、不可視状態だった色のレイヤーを通常にします。
簡単に影が出来ました!!!
今まで影を何色にするか迷ってたのがウソのように簡単に出来ます。

俺は「影」レイヤーをもう一回コピーして
さらに明るい部分を消して影を2段階にしてます。
消しゴムで消す時、消しゴムをブラシツールなんかにすると色の境目がぼやけて、きれいな影にすることも出来ます。
影が濃すぎるなぁ、と思ったらレイヤーの不透明度を下げれば簡単に薄くすることも出来ます。

まぁ、楽だわ!!
現在のレイヤー構造は上から順にこうなっています。
「線」    通常
「影のコピー」乗算
「影」    乗算
「色」    通常
「ボード」  通常
「背景」

7)ハイライトを入れる

もう、ここまで来るとほぼ完成です。
レイヤーを新規で作ります。「ハイライト」
肌の明るい部分や目の中の光、小物の光等を適当に入れます!!
顔の横にベースの色を塗って、明るさコントラストを使い明るい色を作ります。明るい色を悩む必要はありません!こっちが楽。
またレイヤーをサーフボードの上に作ります。
エアブラシツールでキャラとの境目に薄い白を入れます。今回はキャラがあくまでメインであるため、キャラを目立たせるようにします。

現在のレイヤー構造は上から順にこうなっています。
「線」    通常
「ハイライト」通常
「影のコピー」乗算
「影」    乗算
「色」    通常
「境目の白」 通常
「ボード」  通常
「背景」

8)完成

もう完成です。

あ、その前に刺青を描いて完成です。
新規レイヤーを乗算でつくり、青系の色で刺青のデザインをします。回り込んだりしてデザインのゆがみ等難しい所は初めはやめて、胸板とか平らなところに描いていくと練習になると思います。
刺青でも、明るいところは薄くなるので、消しゴムをエアブラシツールにして不透明度をめいっぱい下げて少し薄く消してあげます。そうすると刺青が肌になじみます。
刺青のデザインが難しいとよく言われるのですが、コツはそれっぽく描く事と、刺青をよく知ることです。これは刺青だけでなく、車や風景、はては人体までも言えますが、知らないと描けないのは当たり前です。
ちなみに、刺青は人体の中心(正中線)の位置に入れるのは痛いそうです。キャラによって入れる位置も色々考える必要がありますよね。

まぁ、あとは適当に背景などを描けばいいんでないですか??
背景が上手く書けねぇ、って人は写真でも良いと思います。写真そのままだと味気ないので、フィルタかけてイラストチックに加工したり、イラストレーターで線を起こしたりするのもぜんぜんありだと思います。

「線」    通常
「刺青」   乗算
「ハイライト」通常
「影のコピー」乗算
「影」    乗算
「色」    通常
「境目の白」 通常
「ボード」  通常
「背景」
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コメント
質問ですが
知人に龍の絵入りの扇子をプレゼントしたいと思ってますがりゅうらさんはそのような仕事をするのでしょうか?
紙は和紙で2〜3枚ほどですがオリジナルなものをと考えています。このような場合の作成費用も概算わかればありがたいのです。
当方市川市居住のシニア(60)です。
佐藤良雄2010/02/16 12:52 PM
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マンガイラストレーターの平戸三平(ひらどさんぺい)です。ネットでは”りゅうら”と呼ばれていたりします。アメコミ調のマンガ、イラストが得意です。小さなカットからポスター、ミュージックPVまで絵を使う媒体ならどこでも描きます。